DiMarzio(ディマジオ)の7弦ギター用ピックアップまとめ、その2

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こんにちは。
今回は、ディマジオ(DiMarzio)社の7弦ギター用ピックアップについて
DiMarzio(ディマジオ)の7弦ギター用ピックアップまとめ、その1
に引き続き、まとめていきたいと思います。

Blaze (Neck&Middle&Bridge)

Blazeは、DiMarzioピックアップを愛用するスティーブ・ヴァイの7現ギター「Ibanez Universe」用に設計された7弦ギター用ピックアップです。
スティーブ・ヴァイの多彩なサウンドを実現するために、Neck用、Middle用、Bridge用がそれぞれ作られ、それぞれのポジション用に多少の味付けが成されています。
ベースとなったのはディマジオ創業者のラリー・ディマジオ氏の右腕とも言われたスティーヴ・ブルチャー氏が作ったピックアップを製品化した「Steve’s Special」で、これはジョン・ペトルーシも気に入るサウンドだったそうです。

スペックは以下の通りです。
Neck
出力:280
トレブル:5.5
ミドル:4.5
ベース:6.5
直流抵抗:15.80k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

Middle
出力:200
トレブル:7.0
ミドル:5.0
ベース:4.5
直流抵抗:13.46k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

Bridge
出力:380
トレブル:6.0
ミドル:4.5
ベース:7.5
直流抵抗:20.75k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

音域を見るとドンシャリな設定になっているのが分かります。
スティーブ・ヴァイはリードプレイも多くするので、そういった際に耳に飛び込む派手なサウンドが必要になっているのではないでしょうか。

Blazeピックアップが搭載されている「Universe UV70P」の試奏動画です↓

歪んだリードサウンドがとても前に出てきますね。クリアさも持ちあわせていて、綺麗に歪んだサウンドです。
Middleはスプリット・モードとの組み合わせにマッチするよう設計されていて、ハムバッカーには出せなサウンドにも対応できます。
7弦ギター用ピックアップではかなりメジャーなピックアップで、ロックやメタルなどで非常に扱いやすくなっています。

Blaze Custom (DP703)

Blaze Customは、Blaze Bridgeをベースに、より過激なサウンドにしたピックアップです。
Blaze Bridgeでは今ひとつパンチが足りないという方も多かったそうで、このBlaze Customが開発されました。

スペックは以下の通りです。
出力:410
トレブル:6.0
ミドル:7.0
ベース:7.0
直流抵抗:16.00k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

音域は比較的抑えめだったミドルがガッツリと上げられていて、ホットでより歪みやすいピックアップになっています。

荒々しく歪み、ローエンドの力強さがあります。また、バッキングでの力強いアタック感が感じられますね。
デュアルレゾナンスコイル(2つのコイルに異なる周波数特性を持たせ、広い音域がカバーされた構造)により、ハイからローまで足りないと感じる音域がありません。
Blazeのパワーでは物足りないという方におすすめのピックアップですね。

Evolution 7 (DP704)

Evolution 7もスティーブ・ヴァイ用に開発されたピックアップで、6弦用のEvolution Bridgeを忠実に再現されたモデルになっています。
スティーブ・ヴァイがそうしているように、やはりリードサウンドと合うピックアップという印象です。

スペックは以下の通りです。
出力:420
トレブル:6.5
ミドル:7.5
ベース:6.5
直流抵抗:14.09k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

高い出力でワイドレンジな仕様になっています。

若干トレブリーで尖った感じがありながらも、全体的なバランスは良いですね。
やはりリードサウンドに合うサウンドで、明るく、派手で刺激的なサウンドです。
ギターソロで強烈なインパクトを残したいという方には特におすすめです。

Super Distortion 7 (DP712)

数あるディマジオピックアップの中でも特に人気のあるピックアップ「Super Distortion」を7弦用にアレンジしたモデルです。
日本でも人気の高いポール・ギルバートも使用していたことがあるピックアップです。

スペックは以下の通りです。
出力:435
トレブル:5
ミドル:7.5
ベース:8
直流抵抗:13.03k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

ベースの8という数字はThe Tone Zone 7と共にディマジオの7弦ギター用ピックアップの中で最も高いものになっています。

非常に深い歪で凶悪なサウンドが印象的ですね。この歪みは好きな人にはたまらないサウンドだと思います。
また、クリーントーンも意外と使えるサウンドになっています。

圧倒的なディストーションサウンドを求める方におすすめのピックアップです。

Titan 7 (Neck&Bridge)

Titan 7は「ペリフェリー」のギタリストジェイク・ボーウェン(Jake Bowen)用のモデルとして開発されました。
6弦用に作られたTitanを元に、それを忠実に再現したモデルになっています。

スペックは以下の通りです。
Neck
出力:280
トレブル:5.5
ミドル:6.0
ベース:5.5
直流抵抗:10.09k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

Bridge
出力:415
トレブル:5.0
ミドル:6.0
ベース:5.0
直流抵抗:10.80k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

出力はそれなりで、音域はフラットになっています。
サウンドがダークであったり、ブライトであったり、どちらかに偏ったピックアップは多いと思いますが、その中間といった位置づけですね。

歪んだサウンドはもちろん良いですが、クリーントーンも素直で良いですね。
ジェイク・ボーウェンはエフェクターも多用するということで、サウンドを加工されても、元のサウンドが感じられる芯のあるサウンドを求めたそうです。音域がフラットなこともありエフェクターのりの良いピックアップだと思います。
多様なサウンドに味付け出来る、オールラウンドなピックアップなのではないでしょうか。

Ionizer 7 (Neck&Bridge)

Ionizer 7 は、アニマルズ・アズ・リーダーズのギタリストとして知られるトシン・アバシ(Tosin Abasi)用のモデルとして開発されました。
トシン・アバシは普段8現ギターを使用していますが、7弦ギターでそのサウンドを求める方も多かったのではないでしょうか。

スペックは以下の通りです。
Neck
出力:295
トレブル:7.0
ミドル:6.0
ベース:7.0
直流抵抗:9.24k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

Bridge
出力:425
トレブル:5.5
ミドル:7.0
ベース:6.0
直流抵抗:11.51k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

NeckとBridgeで仕様は若干異なり、Neckではハイとローを、Bridgeではミドルを強調した仕様になっています。

トシン・アバシはとても魅力的なクリーンサウンドを出していて、その要因の一つがこのピックアップにもあるのではないでしょうか。
キラキラと、メタルなどを弾くギタリストとは思えない程美しいクリーントーンが素晴らしいです。
ドライブサウンドでも、それをべースにタイトで力強いサウンドになっていて良いです。
トシン・アバシを知らないという方でも気に入るピックアップだと思います。

D Sonic 7 (DP706)

6弦用のD Sonicは、「ドロップ・チューニング時のローエンド、レギュラー・チューニング時のシングルノートにおける高域成分の高レスポンス」をコンセプトに開発したと紹介されています。
このD Sonic 7 もそれが再現されたモデルになっています。

スペックは以下の通りです。
出力:390
トレブル:5.5
ミドル:6.0
ベース:6.5
直流抵抗:12.03k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

若干ローが強調されていて、出力は高めになっています。

やはりローは厚みがあって、存在感のあるサウンドになっています。
7弦ギターを使う方はその低音を求めて使うという方が多いでしょうし、7現ギターに合ったピックアップだと思います。
リードを弾く場合はバッキング時のような重さはなく、すっきりとしていてリードでも使えると思います。

X2N 7 (DP705)

バーポールピースを2つ並べたルックスが特徴的で、その見た目通りにパワーを重視したモデルになっています。

スペックは以下の通りです。
出力:510
トレブル:6.0
ミドル:5.5
ベース:6.0
直流抵抗:13.97k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

出力510はディマジオの7弦ギター用ピックアップで最高の出力になっています。

サウンドを聴いてもそのイメージ通りと言った感じで、非常にパワフルで、強烈なサウンドですね。
クリーンはやはり癖があって、苦手な方もいると思います。
普通のディストーションサウンドでは物足りなくなってしまった方に、その上をいく歪みサウンドを得られるピックアップとしておすすめしたいです。

以上です。
DiMarzio(ディマジオ)の7弦ギター用ピックアップまとめ、その1をご覧になってない方はそちらも是非どうぞ。


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