DiMarzio(ディマジオ)の8弦ギター用ピックアップまとめ

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こんにちは。
今回は、ディマジオ(DiMarzio)社の8弦ギター用ピックアップについてまとめたいと思います。

8弦ギターについて

8弦ギターはその名の通り弦が8本あるギターです。
7弦ギターはそれなりに普及していると思いますが、8弦ギターを使用している人はまだまだ少数です。
それでも一部のギタープレイヤーには低音までカバーできるそのサウンドが好まれていて、メーカーによっては8弦ギターが正式なラインナップにあるメーカーも存在しています。

それでは、ディマジオ(DiMarzio)社の8弦ギター用のピックアップを紹介していきたいと思います。

PAF 8(DP859)

PAF 8は、ハムバッカーピックアップの原型となったPAFのサウンドを再現したモデルです。
PAFのクラシックなサウンドを元に、8弦ギターのサウンドとそれに必要なパワーにマッチするよう設計されたモデルになっています。
ディマジオの説明は、

DP859 PAF 8は、クラシックPAFのサウンドを8弦ギター用にしたモデルです。
スウィートなハイ、ウッディーなミッド、そしてクリアなローの音色を特徴としています。
さらに8弦ギター特有の幅広いフリケンシー・レスポンスとパワーを持たせたダイナミックなサウンドを実現しています。
音楽ジャンルの幅を狭めることなく、多くの方に使用していただけるモデルです。
幅広いフリケンシー・レスポンスを持つ8弦ギターのピックアップには、必ずしもブライトもしくは低音域重視のピックアップである必要はありません。
PAF 8のピックアップのEQは、その幅広いレスポンスにマッチする様に特別なチューニングを施しています。
煌びやかなクリーン・サウンドが特徴でありながら、ヘヴィなオーバードライヴ・サウンドでも潰れ過ぎることなく、その透明さとピッキング・ダイナミクスを維持します。

となっています。

スペックは以下の通りです。
出力:260
トレブル:5
ミドル:5.5
ベース:6
直流抵抗:7.66k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

この動画はLACE社の「Aluma X-Bar」というピックアップとの比較動画になっています。

サウンドを聴くと、PAF 8が癖がなく素直なサウンドだということが感じられると思います。
クリーンサウンドも非常に綺麗に鳴りますし、歪ませても十分なディストーションサウンドを得ることが出来ます。エフェクターをかけても元のサウンドが素直なので非常に扱いやすいと思います。
ジャンルに拘らず、オールラウンドなサウンドが得られるピックアップだと思います。

D Activator 8(Neck DP819&Bridge DP820)

6弦・7弦用のモデルも発売されている人気のあるピックアップです。
D Activator 8のBridgeモデルは、ディマジオの8弦ギター用ピックアップの中で最高の出力を誇り、非常にパワーの有るピックアップになっています。
ディマジオの説明は、

8弦ギター用ピックアップがどんなサウンドであるべきか、まだまだ探求は続いています。
その中でディマジオの答えのひとつとして、ワイドな周波数特性に着目しました。
明瞭でダイナミックでありながら、抜けの良いサウンド。これらのポイントは特にネック・ピックアップには重要であり、そうして誕生したのがD Activator 8です。
DP820 D Activator 8 Bridgeは、基本サウンドは同じですが、低いノートでは大きくパーカッシヴなサウンド、高いノートでは、耳に突き刺さるような痛いサウンドではなく、切れ味の鋭いシャープなサウンドが特徴です。
DP819 D Activator 8 Neckは、サウンドに拡がりがあり、クリアでピッキングに敏感に反応します。
どんなにゲイン高くても、そのサウンド・キャラクターを発揮します。
もちろんクリーンなアンプのセッティングにおいても、明瞭でダイナミックなサウンドです。

となっています。

スペックは以下の通りです。
Bridge
出力:260
トレブル:5
ミドル:5.5
ベース:6
直流抵抗:7.66k
マグネット:セラミック
コンダクター:4
Neck
出力:450
トレブル:6.0
ミドル:6.5
ベース:6.0
直流抵抗:9.94k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

D Activatorのパワーを感じますね。
低音のパワーや存在感が素晴らしく、ジェントをはじめとしたヘヴィメタルには特に合うピックアップだと思います。
高音はキレのある鋭いサウンドで、比較的すっきりとしているのではないでしょうか。
荒々しいバッキングを中心とするギタープレイヤーにおすすめのモデルです。

Super Distortion 8(DP812)

ハイゲインピックアップとして非常に有名なSuper Distortionの8弦モデルです。
Super Distortionのサウンドが忠実に再現されていて、素晴らしいドライブ・ディストーションサウンドを得ることができます。
ディマジオの説明は、

SuperDistortionは1970年代の発売以来、多くの有名ギター・プレイヤーに認められ、オールラウンド・ハイゲイン・ピックアップとして現在も人気のピックアップです。
そのSuperDistortion®の特性を持った8弦ヴァージョンの「DP812 SuperDistortion 8」が登場しました。
クリーンからオーヴァー・ドライヴまで音楽スタイルにこだわることなく使用できるサウンドに仕上がっています。
Super Distortion 8は、6弦用のSuper Distortionのキャラクターに少しだけ改良を加えています。
スケールの長い8弦ギターに合わせ、最高のパフォーマンスを発揮するために、出力は少しだけ高く設定し、ハイは少々ウォームに、ローは少々タイトになっています。

となっています。

スペックは以下の通りです。
出力:440
トレブル:5
ミドル:7.5
ベース:7.5
直流抵抗:13.47k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

8弦の動画がなかったので7弦の動画です。
音域がミドルとベースが強調されたものになっていますが、それを感じられるサウンドだと思います。
非常に厚みがあり、非常にパワフルなサウンドです。
ハードロックやメタルと合うピックアップだと思います。

Ionizer 8(Neck DP809&Middle DP810&Bridge DP811)

アニマルズ・アズ・リーダーズのギタリストとしても知られているトシン・アバシのシグネイチャーピックアップです。
Ibanezから発売されているトシン・アバシのシグネイチャーギター「TAM100」などにも搭載されていて、ミドルのシングルコイルと合わせて非常に多彩なサウンドが得られます。
ディマジオの説明は、

Tosin Abasi(トシン・アバシ)は、多様性のあるサウンドをひとつの8弦ギター・ピックアップに求めました。
彼の描く理想のピックアップを実現するために、開発には2年近くの歳月を費やしています。
Neck:ヴィンテージハムバッカーのようなウォームでオープンなサウンドとモダンでタイトなメタル・サウンド、そしてスプリット・モードで使用すれば、クラシック・シングルコイルのようなサウンドのすべてが詰まっています。
Middle:ヴィンテージの6弦シングルコイル・ピックアップに似た特徴を持たせています。
トレブル・レスポンスはブライトでありながら深みはあり、ベース・レスポンスはソリッドでクリーンです。
Bridge:充分な出力を持ちつつ、アンプのオーバードライヴ・サウンドで濁らず、ヴォリュームを絞った際にはクリーンになるようなヘッドルームを持ち、理想のピックアップが完成しました。
ロングスケール8弦ギターのプレーン弦は冷たいサウンドになりがちです。
しかし、このピックアップはレゾナンスのピークを下げて設定しているので、非常にウォームで、12フレット以上のハイフレットでも薄いサウンドにはなりません。

となっています。

スペックは以下の通りです。
Neck
出力:345
トレブル:5
ミドル:6
ベース:6.5
直流抵抗:8.4k
マグネット:セラミック
コンダクター:4
Middle
出力:145
トレブル:8.5
ミドル:4.0
ベース:6.5
直流抵抗:6k
マグネット:セラミック
コンダクター:2
Bridge
出力:440
トレブル:4.5
ミドル:7.0
ベース:6.5
直流抵抗:12.69k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

トシン・アバシは、コイルタップしたサウンドも多用するので、それによりシングルコイルに近いクリーンサウンドも非常に美しいです。
8現ギターであっても、クリーントーンを大事にしたいという方に合うと思います。
歪ませた場合も、中音域の暖かみがあり、サウンドの芯がしっかりとある魅力的なドライブサウンドです。
8弦ギターに多彩なサウンドを求めたい方はこれ以上に合うピックアップはないのではないでしょうか。

Eclipse 8(Neck DP813&Bridge DP814)

アニマルズ・アズ・リーダーズやメスティスで活動しているハビエル・レイエスのシグネイチャーモデルです。
幅広いジャンルを演奏するハビエル・レイエスの為に、クリーンからドライブサウンドまで幅広く対応したピックアップになっています。
ディマジオの説明は、

ハビエル・レイエスの演奏スタイルは、プログレッシヴ・メタルやクラシック、ジャズ、ラテン・ミュージックなどの多様な要素を含んでおり、卓越したテクニックで8弦ギタリストの最前線に立っています。
Eclipse 8 Neckは、8弦ギターのネック・ポジションのトーンを的確にアウトプットするために、それぞれのコイルに異なるインダクタンスを持たせ、異なる周波数を組み合わせたチューニングを施しています。
スプリット・コイル機能を使用した際も、過剰な高音にはならず、とてもクリーンで広がりのあるサウンドなります。
Eclipse 8 Bridgeは、8弦の幅広い周波数レンジに高めのゲインを加えながらも音のクラリティを維持できるように、ローとミッドがクリーンになるようにデザインされています。
ソロのサウンドはきらびやかで、ブリッジ・ミュートを加えた演奏では、非常にポップなサウンドになります。
スプリット・コイル機能を使用した際も、過剰な高音にはならず、とてもクリーンで広がりのあるサウンドなります。

となっています。

スペックは以下の通りです。
Neck
出力:270
トレブル:6.0
ミドル:4.5
ベース:5.5
直流抵抗:6.59k
マグネット:セラミック
コンダクター:4
Bridge
出力:382
トレブル:5.5
ミドル:5.0
ベース:6.0
直流抵抗:8.43k
マグネット:セラミック
コンダクター:4

クリーンサウンドでも、ドライブ・ディストーションサウンドでも非常に良いサウンドで、オールラウンドなサウンドだと思います。
音域の設定もフラットで、様々なジャンルに対応しやすくなっているのかなと思います。
出力はそれほど高くなく、エフェクターやアンプによってサウンドを変える際にも万能な素直なサウンドになっているのではないでしょうか。
ヘヴィなサウンドでも違和感を感じること無く、とても良いピックアップだと思います。


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